「STEAMER」は、STEAM教育(科学・技術・工学・芸術・数学)にE(英語)と、R(探究)をプラスした、本校独自の取り組みです。
複雑な世界で生き抜くには、知識だけでなくコミュニケーションの手段、発想やマインドも必要。
万全なSTEAM教育で、幅広い分野の知識・教養の基礎を身につけたうえで、英語の力で、他の文化で暮らす人々を理解するとともに、自分が伝えようとすることを、グローバルなステージで表現できる力を培います。
また、体験主体の探究活動を通じて、問題解決に必要な着想力や、チャレンジ精神も育みます。
S(科学)、T(技術)、E(工学)、A(芸術)、M(数学)の5つの分野の教育を横断的に学び、応用して想像力や、創造的な方法で問題解決ができる人材育成に力を入れる教育方針。2013年に、アメリカのオバマ大統領(当時)が、国家戦略として取り上げました。日本では、文部科学省を含む政府のもと、IT技術の発展や交通手段の発達、グローバル化と合わせ、AIやIoTが急速に発達する現代社会で生き抜く力を身につけ、必要とされる人材を育てることを最重視して推進されています。
いまのこどもたちの未来は、世界のテクノロジーが進歩し、AIやロボットが社会に進出する世の中になります。そのような社会では、Science、Technology、Engineering、Art、Mathematicsの5分野にまたがり、「変化を生み出す力」が求められます。単純作業や効率化はAIやロボットの得意とするところであり、人間にしかできない「変化を生み出す力」を伸ばす、未来のための教育です。
人間性 協働性は、隣人を思いやる愛が基盤となるもので、カトリック学校の教育で育てることのできる、人間としての大切な力です。
STEAM教育によりプログラミングがどのような結果をもたらすか、実際に動作させてみることで実証します。世の中のしくみの多くはプログラミングされていることを知り、世の中をよりよくデザインしたり、価値を生み出したりすることにchallengeします。
道徳、総合学習や「スクールアワー」で、心の教育に取り組んでいます。
カトリックの教えを学び、自分を見つめ他を尊重する心を育てます。講話を通して現代社会の課題に目を向け、考えをまとめます。
発見や驚きなどの変化を大切に、多様な価値観を認め合う姿勢を培います。
聖パウロ学園が「命を育てる教育」のために設置した学習農場。そこで、1年を通して行う農業体験活動のなかから生まれる「ふしぎ」を探究します。好奇心の芽と課題意識を育て、学びの楽しさや学ぶことの意義を体感的に理解します。
田植えや農作物を育てる経験、焼き芋や餅つきによる食育など、農業を通じて幅広く自然に触れ、学びます。
SDGsの観点から世界中にある課題にchallengeします。課題を深め、仲間と議論し、世界を変える!という意気込みで発表します。